マンネちゃんとリーダー

自担のことをスーパーヒーローだと思い込んでいるオタクの話。

たくさんの「好き」のスポットライトに照らされて、輝く人

私の自担はよく、「可愛い」や「天使」と称される。

そのイメージが定着しているためか、ちょっと特技のアクロバットで失敗して痛そうにしていたら、「大丈夫?!ケガは??」とものすごくTwitter上で心配されるし、コンサートのMCで少し行き過ぎたいじられ方をしただけで、「仲間はずれにしないで!」と、これまたちょっとだけ騒動になったりする。

 

…私は、その風潮が苦手だ。

多分、私がそう感じるのは、その人たちと彼に対する「好き」の部分が違うからなのだと思う。そして、その「好き」な部分こそ、私が彼を応援するきっかけとなったのだ。

 

私が彼を副担(懐かしい呼び方www)としたのは、2012年の事だった。当時の彼の印象は、しっかり者で、リーダータイプ。所属ユニットでやっていたラジオでも、わちゃわちゃとクロストークを始めるメンバーを、最年長の重岡くんと2人でまとめている…そんな人だった。

当時は担当と呼んでいる人がいたし、彼はずっとこのまま副担として、茶の間で応援していくんだろうな、そう思っていた。

 

しかし、その数ヶ月後、彼は私の中で担当という地位に登り詰める。…2013年の事だ。

丁度「ANOTHER」の日生公演終了後、同じユニットのメンバーは映画やドラマなど単独の仕事がある中、彼にはぱったりとお仕事が無かった。

ラジオの近況報告コーナーで、他のメンバーが報告を行う中、彼だけ報告する仕事がない。あの当時は、毎日毎日Twitterを開く度に『もし、彼が退所したと情報が流れてきたらどうしよう』と思い、なぜ、彼には仕事が来ないんだろう…と、考え不安に駆られていた。

デビュー組と比べて露出が少ないジャニーズJr.の、さらに東京Jr.と比べて露出が少ない関西ジャニーズJr.、そして同じユニットの他のメンバーは単独の仕事があるのに、彼には無い。…こんな状況、もし私が彼なら絶対に耐えられない。

でも、彼は違った。

その当時の雑誌で「週2~3回アクロバット教室に通って、練習している。」と、語っていた。そして、私が知る範囲で彼が妬ましいとかそういう負の感情を表している所を見たことがなかった。

その、逆境にもめげず、ただ自分の特技を高めるプロ意識の高さに私は「この人を応援したい!!もっと上に行く姿を見たい。」と思った。

……これが、彼が担当となったきっかけである。

 

私は彼のどんな困難も、努力して成し遂げる強い姿が「好き」で、だからこそちょっとのアクシデントには、あまり過度な心配はしていない。そんな柔な人じゃないと、そう思っているのだ。

それに、失敗やアクシデントを見て心配することも大事だけど、彼に仕事が来る度に心から「おめでとう!」っていう方が、私にとっては大事だ。

 

だから以前は、最初に言った様な風潮を批判する気持ちもあったけど、今は私と彼女たちの「好き」は違うのだから、しょうがない。と、思ったりしてる。

ファンの数だけ、きっと「好き」はある。アイドルとは、そのたくさんの「好き」のスポットライトをいくつも当てられて、様々な面を魅せてファンを魅了する人だ。

 

だとしたら、神山くんは『プロ意識高いし恰好いい、応援したい』と思う私のようなファンもそれ以外のファンも魅了する100点満点のアイドルで、最高の自担じゃん?!まじ神ちゃん最強じゃん!!ってのが、今のところの私の答えである。

 

…なんて、最近ちょこっとモヤモヤしたので、語ってみました(笑)

結果的に、分かり合えなくてもそれはしょうがない。だって、「好き」のスポットライトの色は、人それぞれなんだもん。って、私は思うようにしてます。

 

ではまた。